2016.03.06 /COLO CUP vol.08 〜ディフェンス、さぼんなよ〜:レポート 1st


 
2016年3月11日、この日で東日本大震災の発生より5年の歳月が経ちました。その5日前の3月6日に、COLO CUP vol.08 は開催されました。

当日のスタッフミーティングでは、COLOオーガナイザーの荒より「今日まで、みんな忙しくて大変だったけど、よくがんばってくれた。でも、震災で被害に遭われた方々のほうが大変なことを忘れてはいけない。今でも一番つらいのは被災された方々。その気持ちを胸に秘めて、力を合わせて素敵な1日にしよう」との言葉がありました。

今でも、震災により仮設住宅に住んでいる方々や生活の困難さから逃れられない方々がたくさんいます。「日本を、アジアを、災害によって人が亡くならない国にしたい」という想いを、ディフェンス・アクションを通じて発信する場として、COLO CUP vol.08 が開催されました。


 
■運営準備
 
この日を運営するCOLORs(コローズ)は総勢15名。それに加えCOLORs Jr.(コローズ・ジュニア)、今回は豊島区立西巣鴨中学校のサッカー部の中学生たちが一緒に運営をしてくれました。
COLORs Jr.は緊張しながらも一生懸命に作業を行い、COLORsと冗談を言い合いながら楽しく準備を進めました。積極的に力仕事を担うCOLORs Jr.を背に、大人であるCOLORsも刺激を受けていました。

また、COLORs Jr.に適切にアドバイスを行うCOLORsの気遣いと経験値の高さが活かされた瞬間がいくつもありました。
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■中田浩二さんとの打ち合わせ
 
COLORsが準備をしている中、颯爽と登場した中田浩二さん。サッカー日本代表として世界を戦ってきたオーラが感じられました。浩二さんとは別室でミーティングが行なわれました。
そんな打ち合わせ中の浩二さんを窓越しから覗きこむように、COLORsやCOLORs Jr.は興奮が隠せないようです。終始ソワソワした様子でした。
打ち合わせ後には、COLORs Jr.と浩二さんの記念撮影を行いました。COLORs Jr.は「テレビで観たことある人だ」と緊張している様子でした。

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■集合・受付開始
 
ぞくぞくと集まる参加者。浩二さんが長年所属した鹿島アントラーズのサポーター、老若男女のサッカー・フットサルファンなど、COLO CUPの開催を可能にしてくださっている参画企業の皆様といった、大勢の方々集まってきました。
今回は過去最大規模の参加者数です。風は強く、雨もパラついてきそうな天気でしたが、天候に負けじと、ユニフォームに着替え、COLO CUPのはじまりをワクワクした様子で待っています。

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■開会の言葉
 
いよいよCOLO CUP vol.08 の開幕です。「みなさん、こんにちは!」と司会の谷優香がご挨拶すると、最前列にいたお子さんが元気に「こんにちは!」と返します。さあ、今回も楽しくなりそうな予感です。開会式から笑い声が飛び交います。

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■中田浩二さんの言葉
 
「同じく鹿島アントラーズでプレーをしていた小笠原満男を応援する形で、復興支援に関わってきました。まだまだ復興はできていないと思っています。僕もサッカーを通じて、復興支援と防災について取り組んでいきたいと思いますので、今日1日楽しみましょう!」とお話していただきました。
さらに、今日は中田さんではなく、“浩二さん”と呼んで欲しいという要望もあり、会場の笑いを誘っていました。

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雨も止み、笑顔のなかスタートをした、COLO CUP vol.8。どのようなイベント内容になったのでしょうか?次の投稿をお楽しみに!

写真:加藤遼也/love.fútbol、五月女郁弥
文:五月女郁弥、荒昌史