==「品川区×サッカー防災®ディフェンス・アクション」イベント概要==
日時:2019年10月5日(土)
場所:天王洲公園
ゲスト:石川直宏様(FC東京クラブコミュニケーター)
プログラム内容:
⑴ファースト・アクション(災害時の初期行動を学ぶ)
⑵ゲストトレーニング
⑶パス・ストック(防災備蓄品を学ぶ)

主催:しながわ水辺の観光フェスタ実行委員会
共催:品川区
協力:FC東京
企画・運営:social football COLO(HITOTOWA INC.)
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今年の3月に引き続き、品川区・FC東京と一緒に
サッカー防災®︎ディフェンス・アクションを実施致しました。

前回は、ブラインドサッカーワールドグランプリの開催に際して、
ディフェンス・アクションを実施しましたが、

今回は、品川区の水辺資源の利用促進と活性化、および都市型観光資源開発のために開催された
「しながわ水辺の観光フェスタ」内で、FC東京から昨年からFC東京クラブコミュニケーターを務める
石川直宏さんと一緒に、ディフェンス・アクションを行いました。

また、近年話題になっている、健康増進に繋がるウォーキングフットボールともコラボしたイベントです。

FC東京クラブコミュニケーターを務める石川直宏さん

イベントには、品川区サッカー少年連盟に所属する子どもたちと親御さんが参加し、
サッカーを通して、防災、コミュニケーション、健康増進を学んでいただきました。

イベント全体の開会式が行われ、集合写真を撮り、
ディフェンス・アクションとウォーキングサッカーに分かれ、交互に体験します。

開会式の中でゲストの石川直宏さんから
「防災もスポーツもコミュニケーションが大事ですし、何よりも一生懸命やることが大切です。」
といったお言葉をいただき、ディフェンス・アクションがスタート。

最初に行ったディフェンス・アクションは、
おなじみ「ファースト・アクション」です。

ウォーミングアップを兼ねながら、
災害時の初期行動、災害が発生した際に、取るべき行動を学びます。

災害のパネルがスタッフから掲げられ、パネルに応じたアクションを行います。

【津波】高台に逃げるよう、全力で反対側のコートまでダッシュします。
共助、コミュニケーション取るために、チームで集まります。

また、初期行動が遅れてしまった人には、罰ゲームが待っています。
参加した子どもたちも石川直宏さんと一緒にコミュニケーションをとったり、
罰ゲームをしたりと、サッカーを通して防災を学ぶディフェンス・アクションを楽しんでくれていました。

そして、石川直宏さんによるサッカー教室。

基本的なパスの練習から、パスをもらうまでの動き方、トラップの方向など、
実践を想定した、本格的なアドバイスをもらいながら、子どもたちも真剣に取り組んでいます。

「パスをもらうときに、どっちの足に欲しいか伝えよう。」

「もっと声を出して、自分の意思を伝えよう。」

などといった、コミュニケーションを学びました。

次に行なったゲームは、
備蓄品を答えながら、パスを出す、「パス・ストック」です。
チームで協力して、備蓄品の数をチームで競います。

まずはリストを見て、備蓄品を覚える暗記タイムです
チームで協力しながら1つでも多くの備蓄品を覚えていきます。
水!や懐中電灯!など多くの備蓄品を答えながらパスを回していきます。
頭で考えながら、楽しくパスの練習をしました。
見学していた保護者の方にもリストをお渡しして、ご家庭での備蓄品を確認していただきました。

閉会式では、パス・ストックで学んだ備蓄品について子どもたちからも質問が上がり、
本イベントを司会進行したsocial football COLO(HITOTOWA INC.)の津村より、備蓄品に関する学びをお伝えさせていただきました。

「アロマオイルは、被災生活の中に癒しを与えてくれる。辛い生活で、ストレスも溜まる中、自身を安心させる必要もあるし、チョコレートやアメなどの甘いものは、ちょっとした自分へのご褒美として用意しておくことも大事です。」

参加した子どもたちからは、

「防災について、勉強になった。」

「石川直宏さんとボールを蹴れて楽しかった。」

「備蓄品の大切さがわかった。」

といった、感想をいただきました。

サッカーをしながらチームメンバーと一緒に楽しく防災を学ぶことで、
少しでも、防災への取り組みに興味・関心を持っていただけたらと思います。

ご参加いただいた皆様、
ご協力いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。

social football COLOは、今後もサッカーの魅力を生かし、
防災に興味・関心をもってもらえるよう、様々な活動にチャレンジして参ります。

合計2回ディフェンス・アクションを行い、総勢70名を超える方に参加していただきました。