11月12日、すっきりした素晴らしい秋空のもと、
「ディフェンス・アクションin駒沢オリンピック公園」が開催されました。
本イベントは、子どもから大人まで、誰でも気軽にサッカーを楽しみながら防災減災を学ぶことができるチャリティイベントです。今回もさまざまな参加者のみなさまにお集まり頂き、とても素敵な一日となりました!
■開会式
今回のイベントは『公益財団法人 東京都公園協会』の主催、『公益財団法人 東京都スポーツ文化事業団』の共催のもと、スポーツを通じて地域や人々の健康と交流の場、そして有事の際の防災減災の拠点となる“駒沢オリンピック公園”にて開催することができました。
そして特別ゲストコーチは、ジェフ千葉や横浜Fマリノスで活躍し、元日本代表としてフランスワールドカップに出場された中西永輔さんです!
■ウォーミングアップ
さっそく声を出しながら身体をほぐしていきます。
天気もよく、身体もすぐにあったまりました。
こちらはスタッフが鳴らす笛の回数を聞き、その回数の人数で集まるゲームの様子です。お互い声を掛け合うことで、自然と笑顔があふれてきました!ゲームによってつくられたグループが、一日限定のチームとなります。
■ゲストトレーニング
中西さんにはサッカーの基礎である「パス」と「シュート」を教えて頂きました。
正確なキックを披露する中西さんに、子どもたちも釘付けです!
チームごとに様々なパス練習を行い、最後はみんなで回数を数えながら競争をしました。
■ディフェンス・アクション
『ディフェンス・アクション』とは、サッカー・フットサルをしながら防災・減災を体感するワークショップ。今回は2種類行いました。
まずは【パスストック】。
パス練習を行いながら、有事の際に必要な「備蓄品」を言い合うメニューです。防寒具、懐中電灯、薬・・・・。なかなか備蓄品が思い浮かばないみなさま。2度目はチームごとに「備蓄品リスト」を見ていただきます。
2回目のパスストックでは、かなり出てくる備蓄品が増えたのではないでしょうか?個数的には大人だけのチームが一番多かったです。さすがです!でも、子どもたちからは「子どもいないもん。ずるい!」というクレームも出ていましたね(笑)
■ゲストトレーニング
続いてはシュート練習です。
ナイスシュートを披露してくださる女性プレイヤーのみなさま。
元日本代表ディフェンダーの中西さんが、直々で教えてくださいます。
初心者の子どもたちも、小さなゴールへ思いっきりのいいシュートを放ちます。どんどんうまくなっている様子が印象的でした!
中西さんのおかげで、分かりやすく楽しいゲストトレーニングとなりました!
■ディフェンス・アクション
2つ目のディフェンス・アクションは【パターンオブディフェンス】です。
ここでは、サッカーにおける「マンマーク・ディフェンス」と「ゾーン・ディフェンス」という2種類のディフェンスを行いながら、「はりつけ」と「連結」という2種類の家具転倒防止方法を学びます。
ボールをつないで攻めてくる家具が「テレビとテレビ台」など連結すべき家具のセットであった場合には、スペースを埋めて守る「ゾーン・ディフェンス」になぞらえて、ディフェンス3名が手をつないで守ります。手をつなぐことで楽しさが増します。
また、攻めてくる家具が「食器棚、タンス、本棚」など壁や床などにそれぞれを貼り付けて固定すべき家具だった場合には、ディフェンス3名がそれぞれのオフェンスの人に張り付いて守る「マンツーマン・ディフェンス」を行います。
ルールが難しいディフェンス・アクションですが、みなさん飲み込みが早い!子どもたちも「連結!はりつけ!」と積極的に声を出してくれます。
チームごとの作戦会議の効果もあり、2回目のチャレンジでは攻守ともに「相手の裏をとる」動きを見せてくれました!見ているだけでも楽しめました。
いつの間にかチームの絆も深まりましたね!
■閉会式
お昼過ぎにスタートしたイベントも、あっという間に幕を閉じる時間となりました。
ゲストの中西永輔さん、主催の『公益財団法人 東京都公園協会』、共催の『東京都スポーツ文化事業団』のみなさん、そして参加して頂いたみなさん、大人も子供も、男性も女性も、経験者も初心者も一緒になって、『サッカーを通して防災・減災について楽しく学ぶ』、そんな時間をみなさまと一緒に過ごせたことに感謝しています。
ありがとうございました!
次のイベントは「COLO CUP Vol.10」の開催を予定しています。10回目という節目にふさわしいイベントを、スタッフ一丸となってご準備しております。みなさまとお会いできることを楽しみにしています!
最後までご拝読頂きありがとうございました。
【11/12「ディフェンスアクションin駒沢オリンピック公園」
Photo Albumはこちらからどうぞ】
(運営事務局:HITOTOWA.INC)
文・写真/木村 瑠々花