みなさん、こんにちは!インターンのるるかです。
2月26日(日)府中の森公園で開催された
ーキッズ防災チャレンジー
【ディフェンス・アクション in 府中の森公園】
のレポートを書かせていただきます。
本イベントは、公益財団法人東京都公園協会が主催しており、子どもたちに、防災減災に関心をもっていただくきっかけづくりとして、ゲームやワークショップが揃ったコンテンツとなっていました。今回social football COLOは、公園に集まった4歳〜11歳の子供向けディフェンス・アクションを行いました!
気持ちの良いすっきりとした天気の中、元気いっぱいの子どもたちがコートに集まってくれました。第一部と第二部、それぞれ15人程の子どもたちと1時間ずつ過ごしました。
早速ディフェンス・アクションの様子をご紹介いたします。
まず初めに「“防災”って何かわかるかな?」と質問。さすがにちょっと難しい質問でしたが、一生懸命、子どもたちなりに言葉を絞り出して答えてくれました。
果たして「football」を通して「防災・減災」のメッセージは伝わるでしょうか。
私たちスタッフも若干ドキドキ…。
ウォーミングアップのときから、子どもたちは早く遊びたくてたまらないのか、皆元気いっぱいでした!
ディフェンス・アクションとは、サッカー・フットサルをしながら防災・減災を体感するワークショップです。ボールで遊ぶ楽しさとともに、防災減災へ気づきを学んでほしい。そんなメッセージを込めています。
まずはおなじみの…。パスをしながら備蓄品を学ぶ「パス・ストック」。パスをするときに備蓄品をひとつ言わなければならないというゲームです。
今回は、子どもたち用に改善した「備蓄品リスト」を見てもらいます。真っ直ぐな目で見つめながら覚えてくれました。
「これは何で必要なの~?」とたくさん質問をしてくれます。
そして必死に思い出しながら備蓄品を声に出してパス。
パスの回数を競い合うチーム対抗戦。いい勝負でした!
2つ目のディフェンス・アクション「伝言PK」。
緊張感の中、チームごとにPKのゴール数を競いながら伝言を伝えていくワークショップです。
子どもたちは、伝言の内容を覚えても、どうしても次の子に伝えるときには、緊張してしまい頭が真っ白!COLORSも協力してみんなで伝言を繋いでいきます。
今回私たちが用意した伝言は
「ふちゅうしりつ あさましょうがっこうのこうていの
あかいブランコのまえにしゅうごう」
いざという時に家族で集まる場所のお約束でした。
今回参加してくれた子どもたちの多くはまだ携帯を持っていない年代です。これはある意味で、「いざという時」に誰かと連絡を取る手段がないに等しい状態。だからこそ普段から家族で話し合い、あらかじめ待ち合わせ場所を決めて覚えておくことがとても大切になってきますね。
参加してくれた子どもたちが家に帰った時に、彼らから今日体験したことを発信する。そして家族みんなで備蓄品を用意したり、待ち合わせ場所を決めたり…。子供がきっかけになって家族みんなでいざという時のことを考える。
そんな光景がこの先に広がっていたら、私たちはとても嬉しいです!
最後はみんなでミニゲーム!
砂まみれになりながら元気にボールを追いかけ、あっちにいったり、こっちに行ったり…
みんな上手でした!
サッカーはみんな大好き。子どもたちの笑顔をみていると、防災減災という難しいテーマをフットボールの力で解決したい。その答えが少しだけ見えてくるような気がします。
あっという間に1時間×2本のディフェンス・アクションが終了。とても充実した時間でした。
参加してくれた子どもたちは公益財団法人東京都公園協会から「子ども防災公園博士認定証」と防災グッズを受けっとっていました!子どもたちのちょっと自慢げで、嬉しそうな表情に未来を託したくなってしまいます。
今回social football COLOにとって「子ども向け」のイベントは初の試み。彼らと一緒にまっすぐ防災・減災に向き合わせてもらい、学びの多い一日となりました。分からないことがあればためらわず質問をしてくれたり、議論が展開されることも。素直な子供たちは、そして私たちのメッセージを真剣に聞いて受け止めてくれました。
みんな本当にありがとう!!
social football COLO は、今後も、さまざまな年代向けに「football」を通して「いざという時」について考え、学び、備えるための、きっかけ作りに取り組んで参ります。
どうぞ今後の展開をご期待ください!
最後までご拝読頂きありがとうございました。
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【ディフェンス・アクションin府中の森公園】
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(運営事務局:HITOTOWA.INC)
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文/木村 瑠々花