東日本大震災の被害者・遺族の方々に改めてお悔やみを申し上げますとともに、
1日も早い復旧・復興を祈念しております。

この1年は、地震をはじめとした多くの自然災害に見舞われる1年でした。

6月の大阪北部地震、9月の北海道胆振東部地震、
年明け1月には2016年の熊本地震の余震とみられる震度6弱の揺れが襲ったり、
2月にも北海道胆振東部地震の余震と思われる震度6弱の地震が起こりました。

改めて災害を強く認識する1年であったとともに、
防災・災害への備えの大切さを強く意識した方も多かったと思います。

当社のソーシャルフットボール事業では、サッカー・フットサルを通して、楽しく防災を学ぶ、
サッカー防災®「ディフェンス・アクション」を各地で展開しています。

サッカーというスポーツと防災を掛け合わせることによって、
楽しく防災を知るきっかけを作り、防災に対する興味関心を高める取り組みを行ってきました。

そして、2018年度は当事業として初めて、
自治体・行政の防災イベントで「ディフェンス・アクション」の運営委託をしていただき、

8月の東京都文京区、9月の東京都渋谷区の総合防災訓練、
11月には神戸市兵庫区で、「ディフェンス・アクション」を実施いたしました。

また、3月16日(土)には東京都港区でのイベントへの出展も決定しています。(※詳細はこちら


2019年度に向けても、いくつかの自治体とも
すでにサッカー防災®︎イベントの打ち合わせや実施に向けた調整を行なっており、
今後もより多くの地域で防災への興味関心を高めていきたいと思っています。

こういった「ディフェンス・アクション」という取り組みに加えて、
今後HITOTOWAでは、「COLO PARK」という、日常的にはスポーツを楽しみながら災害に備え、
かつ、災害時には地域の防災拠点・避難拠点となる施設の企画・運営を構想しています。

「COLO PARK」は、HITOTOWAのネイバーフッドデザインでの経験・知見を生かしながら、
継続的に行う災害に対する取り組みとして、地域の多くの方を巻き込みながら、
自助の意識を高め、共助の意識を育むことで、
災害からより多くの方の命を救うことに繋がると思っています。

日本において、災害が避けがたいものであるからこそ、
日々の生活において、少しでも防災を意識できる接点作り、きっかけづくりを
「COLO PARK」企画を通じて実現していきたいと考えています。

今後もソーシャルフットボール事業では、
スポーツを通した社会課題解決、防災減災の取り組みを推進してまいります。