昨年11月に防災授業を実施した戸越小学校での授業をきっかけにお声がけいただいた、大原小学校。
またこのような機会をいただけて大変嬉しく思います。

今回は、1・2時間目は3年生、3・4時間目は4年生と、2学年の生徒さん向けにそれぞれ授業を実施いたしました。

授業開始は8時45分。

こんなに朝早くからディフェンス・アクションを実施するのは私たちも初めてで、子どもたちも眠い子もいるのでは、と少し心配していました。

しかし、そんな心配は全く必要ありませんでした。

小学校に着くなり校庭を走り回る子どもたちの元気な声が聞こえ、心配していた私たちが少し恥ずかしくなってしまうくらい、パワーに満ち溢れた子どもたちが出迎えてくれました。

3・4年生どちらも、1時間目は校庭でディフェンス・アクションを、2時間目に体育館でワークなども交えた「おうちの中の防災」を学びました。

大原小学校のエリアは、首都直下地震の際、建物倒壊による火災延焼のリスクが高いとされています。

品川区の防災地図を使って、大原小学校のエリア災害リスクを見せると、子どもたちからは
「やばいじゃん」
「えー!」
など、驚きの声が。

自分の家では何をやっておいた方がいいか?
自分たちの地域のことを知ったうえで考えてもらったことで、子どもたちも真剣に話を聞き、考えてくれました。

災害時、若い人の力というのは地域の力になります。

子どもたち自身が命を守れるようになってほしいという思いはもちろん、幼い頃から自然と防災に触れることで、将来的には家庭や地域を守れる人になってほしいという思いもあります。

その実現に一歩踏み出せたと思っているため、今後もこのような機会を大切にし、向き合っていきたいです。

大原小学校の関係者の皆様、貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。