サッカー防災®︎ディフェンス・アクションをはじめ、防災や復興支援のさまざまな取り組みにチャレンジしているsocial football COLO。今一度、防災や復興支援について考えるべく福島を訪問しました。
■訪問した場所はこちら■
①請戸小学校(震災遺構)-浪江町
釜石の奇跡はご存知の皆さん多いと思いますが、浪江町にある請戸小学校も地震発生後、児童、先生が適切な避難をしたことによって、全員が津波の被害から免れた小学校です。今も建物が残っており、震災遺構として2021年10月24日から一般公開されました。
https://www.town.namie.fukushima.jp/soshiki/12/29194.html
②浪江町道の駅-復興のシンボル-
まちのランドマークとして、そして、まちの復興のシンボルとしての使命を持つ道の駅。買い物や食事ができ、まちの人々の暮らしを支え、町の人たちの新たなチャレンジを支える場所になっています。
③富岡町-3・11を語る会ガイドツアーに参加
3.11の当時を知る方から、災害発生時の様子や復興に関するお話を現地を回りながら案内していただきました。富岡町は、福島第一原子力発電所に隣接する地域。原発のメルトダウンの影響による住民の避難、その後のまちの変化、復興の現在地を、地元の方からの目線でお聞きしました。
④Jヴィレッジ訪問
原発対応の最前線拠点となっていた場所ですが、2013年から新Jヴィレッジ計画が進み、現在はサッカーができる環境が戻ってきています。social football COLOもJヴィレッジの屋内施設の建設プロジェクトに寄付で関わっており、施設を見学することができました。
Jヴィレッジ職員の方から当時のお話をお聞きし、震災から10年以上が経過していく中でサッカーやスポーツが被災地で果たしてきた役割を認識するとともに、スポーツの持つ力を再確認できました。
https://j-village.jp/news/1645/
東日本大震災の発生から、もうすぐ11年が経ちます。完全な復興が果たされたわけではもちろんないのですが、確実に着実に前に進んでいると実感できた、福島訪問になりました。
今回の機会を通して得た経験、感じた想いを、今後のsocial football COLOのチャレンジに活かして行きたいと思います。