==「DNPグループ労連主催/大日本印刷労働組合×アビスパ福岡×サッカー防災®ディフェンス・アクション」イベント概要==
日時:2020年2月1日(土)
場所:福岡県福岡市博多区 スプラージ金隈
ゲスト:
アビスパ福岡OB選手:中払 大介さん
アビスパ福岡スクールコーチ:髙橋 太郎コーチ
アビスパ福岡スクールコーチ:成松陸歩コーチ
アビスパ福岡マスコットキャラクター:アビー
プログラム内容:
⑴ファースト・アクション(災害時の初期行動を学ぶ)
⑵サッカー教室(パス練習)
⑶パス・ストック(防災備蓄品を学ぶ)
⑷サッカー教室(シュート練習)
⑸トラップ・スリー(福岡の防災知識の習得)
主催:DNPグループ労連/大日本印刷労働組合
企画・運営:social football COLO(HITOTOWA INC.)
=========================================================

2020年2月1日 DNPグループ労連と大日本印刷労働組合主催による
社員同士・社員の家族間交流と防災の学び、災害で傷ついた福岡県を元気にすることを目的とした
イベントとして、サッカー防災®︎ディフェンス・アクションを実施致しました。

大日本印刷労働組合様とは、2019年3月にもイベントを実施し、今回で2回目の取り組みとなります。

当日は、アビスパ福岡より
・中払 大介さん(OB選手)
・髙橋 太郎さん(スクールコーチ)
・成松 陸歩さん(スクールコーチ)
・アビーくん(マスコットキャラクター)

をゲストとしてお招きし、参加者の方と一緒に楽しみながら防災を学んでいただき、同時にサッカー教室も行いました。

それでは早速、当日の様子をお伝えしていきます。

〜開会式〜

サッカー防災®︎ディフェンス・アクションの運営を務める
HITOTOWA INC.の津村より、今回の企画の趣旨説明を行い、

ゲストの中払さん・髙橋さん・成松さんより、

「サッカーを楽しむと共に、防災のことも一緒に皆さんと学びたいと思います。」
「防災は、私自身も、取り組めていないところがあるので、とても楽しみです。」

といった意気込みをいただきました。

そして、アビスパ福岡より、参加者の方にクラブのタオルマフラーをいただき、
全員が身につけてイベントが始まりました。

アビスパ福岡の皆様、ありがとうございました。

〜ファースト・アクション〜

サッカーの学び:体をほぐすためにウォーミングアップ
防災・減災の学び:災害が発生した時に身を守るための初期行動

ファースト・アクションとは、
「地震」「火災」「津波」「数字」といったパネルに応じて、初期行動をとるゲームです。

ウォーミングアップを兼ねて、コート内をジョギングします。
「数字」が出たら、その数字の人数で集まってチームを作ります。
「地震」が発生したと想定して、目と頭を守ります。

災害が発生したときは、まず自分の命を守ることを心掛けてください。
最初に取るべき行動は何か、頭と体で覚え、適切な行動を取れるようにしてください。

〜サッカー教室(パス練習)〜

次は、皆さんお待ちかねのサッカー教室です。
最初は、中払さん・髙橋さん・成松さんからサッカーの基本でもあるパスの練習を行いました。

まずはチームごと、手を使ってボールを回していきます。

こっちにパス!ナイスパス!と元気な声が出ています。
お子様も楽しくパスの練習をしていました。

手を使ったパス練習のあとは、実際にボールを蹴って行いました。

中払さんより、

「パスを出すときの軸足に気をつけて!」
「軸足が、まっすぐ向いていないと、ボールはまっすぐ蹴れないよ!」

といったアドバイスもいただき、みんなで実践していきます。

中払さんからのアドバイスをもらい、真剣に取り組んでいます。

〜パス・ストック〜
サッカーの学び:サッカーの基本となるインサイドパスの練習
防災・減災の学び:災害が発生した時に必要な備蓄品

パス・ストックとは、中払さんから教わったパスを使ったゲームで、
パスを出す際に、必ず備蓄品を答え、チームで何個備蓄品を言うことが出来たかを競います。

備蓄品のリストを見ながら、チームで出来るだけ多く備蓄品を覚えます。
水!懐中電灯!と備蓄品をいいながらパスを出します。

備蓄品は、最低7日分用意しておくことが必要と言われています。
被災生活を豊かにするためにも、日頃からの備えを必ず行うようにしましょう。

〜サッカー教室(シュート練習)〜

次は、シュート練習を行いました。
サッカーで一番大切なのは、ゴールを奪うことです。

デモンストレーションで行った、中払さんの強烈なシュートに、
参加者の方から、大きな歓声が上がりました。

最初は、後ろからきたボールに反応し、ボールを正確に止めてシュートを打つ練習をしました。

シュートを打つためには、正確にボールを止めることが大切です。

次は、ドリブルでマーカーを交わしながら、シュートを打つ練習です。

華麗な中払さんのドリブルです!

マーカーに当たらないように、丁寧にドリブルをし、
ゴールが決まると、みんなでハイタッチをするなど、楽しい雰囲気の中で、どんどん上達していきました。

〜トラップ・スリー〜

サッカーの学び:ボールを止めるトラップの練習とチームビルディング
防災・減災の学び:お住いの地域の防災ルールの習得

トラップ・スリーとは、ボールを止める基礎技術「トラップ」の練習と、
地域の防災ルールについて学ぶゲームです。

チームで福岡の防災のクイズの答えを相談します。
コミュニケーションを取りながら、ボールを運びます。
トラップの練習をしたあとは、ボールを落とさないよう協力して運びます!
最後はみんなで答え合わせ!たくさんの正解が出ました!

参加者の方に出題した防災の内容を、1つ紹介したいと思います。

福岡でも影響を及ぼした熊本地震では、
発災以降、糖尿病患者が増えたと言われています。

震災によりストレスを感じたり、仮説住宅暮らしや、
精神的に落ち込み外出したくないなどの理由で、運動が減っている人が多くなったことが原因です。

生活環境が変わった人には、新しく健康につながる工夫をしてもらうこと、
ストレスを抱える人には支えとなる人が悩みを聴くようにすることがとても大切になります。

〜閉会式〜

最後に、本日の感想を参加者の皆様にお聞きしました。

「知らないことがたくさんあって、自宅での備えをしっかり行いたいと思う。」

「サッカーをしながら防災。ってよくわからなかったけど、防災の学びもあって、サッカーも楽しかった。」

「中払さんやアビスパ福岡の方と交流が出来てよかった!」

という言葉をいただきました。

防災は、堅苦しくて、難しいイメージを持っていたり、

「何をしたらよいかわからない。」
「災害は来ると思うけど、特に取り組んでいない。」

そんな方もいらっしゃると思います。

まずは、1つでも良いので、防災の取り組みを始めることが大切です。

自身にできることを1つ1つ実践していき、命を守れるようみんなで取り組んでいきましょう。

参加してくださった皆さま
ご協力してくださった関係者の皆さま

本当にありがとうございました。

social football COLOは、今後もサッカーの魅力を生かし、
防災に興味・関心をもってもらえるよう、様々な活動にチャレンジして参ります。