==イベント概要============

日時:2023年2月26日(日)10:00〜12:00
場所:品川区大崎第一地域センター
主催:品川区防災協議会大崎第一地区協議会
企画・運営: social football COLO(HITOTOWA INC.)・白山工業株式会社

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2021年度に大崎第一地区防災協議会と企画していた、
ディフェンス・アクションと地震ザブトン体験・在宅避難者ワークショップの2本立てのイベント。

新型コロナウイルスの影響で地震ザブトン体験・在宅避難者ワークショップは中止なってしまいました。

その際もとても多くの方にお申し込みいただいていたため、リベンジしたいと防災協議会からご要望いただき、私たちとしてももちろん実施したいということで企画を再スタートさせ、2023年2月26日に「地震ザブトン体験・在宅避難者ワークショップ」を開催できました。

定員40名のところ、約70名応募が。
泣く泣く抽選とさせていただきましたが、ここのところ地震もあったことで参加したいと感じている方が多かったようです。

当日は2グループにわけ
グループ1は地震ザブトン体験→在宅避難者ワークショップ
グループ2は在宅避難者ワークショップ→地震ザブトン体験
と、隣同士の会場で入れ替えにして実施。

地震ザブトンは、室内被害の映像を見ながら、地震のタイプや震度・場所によって、全く異なる地震の揺れを体験できます。

過去の地震観測記録や今後発生可能性のある想定地震記録をもとに揺れを再現しているため、体験したい地震を選ぶことができます。

また体験中に講師からお話いただく解説がとてもわかりやすくて興味深く、参加されている皆さん聞き入っている様子でした。

そして在宅避難者ワークショップ。

大崎第一地区は高層マンションも多く、災害時は原則在宅避難になる方が大変多い地域です。

ライフラインが止まったらどうなるのか?

グループごとに書き出してもらい、イメージを含まらせた後、特に家庭にあった備蓄が必要なこと(乳幼児、高齢者など)、そしてトイレの備蓄が必要なことをメインにお伝えしました。

また、在宅避難が基本ではあるものの、物資や情報の拠点は避難所となるため、地域を知ることも大切です。

このワークショップを開催するにあたって、町会の方からお話をお聞きする機会も持たせていただいたのですが、
「町会として発電機やスマホ充電器を購入した」
「うちの町会では備蓄はないこと、そして各家庭で備蓄をしてください、ということをセットで伝えている」
という町会の方もいらっしゃいました。

今回のワークショップは町会の方にもご参加いただいたため、参加者と一緒に話をしたり、町会がどんなことをしているのかお話ししてもらう時間を作りました。

ワークショップが終わったときには
「自分の町会を知りたいですがどうしたらわかりますか?」
などの質問があり、地域のことを知るきっかけになった方もいらっしゃった様子。

実施後のアンケートでは100%の方に満足と回答いただけ、
「地震の瞬間は何も出来ないという事が分かった」
「事前の備えがとても大切なことを知りました。 早速備蓄したいと思います」
といったご意見をいただきました。

体験型の地震ザブトンと、少し頭を使う在宅避難者ワークショップ。

どちらか1つでも参加者に伝えられますが、どちらもあったからこそ、より自分ごととして深く伝えられたのではないかと感じています。

新しい防災の伝え方が実現でき、もっと多くの人に深く伝えていける可能性を感じた1日でした。

大崎第一地区防災協議会の皆様、大崎第一地域センターの皆様、白山工業様、貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。