2015.3.8 / COLO CUP Vol. 06:レポート①


「東北に寄り添い、未来のためにともに学ぶ日」

震災から4年が経とうとする2015年3月8日、6回目の開催となるCOLO CUPのテーマは「震災復興」。スタッフや参加者にとって、改めて想いを強くする一日となりました。

大会の様子をお伝えする前に、改めて犠牲となられた1万7千人を超える方々、またご家族に心から哀悼の意を表するとともに、今でも故郷から離れて厳しい生活をおくられている皆様にお見舞い申し上げます。

それでは、COLO CUP Vol.06のStartです!


● 準備
3月8日正午、運営スタッフのCOLORS(コローズ)により着々と大会の準備が始まります。 朝はシトシト降っていた春雨も、午後にはあがりスタッフの顔も晴れやかになってきました!

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● 開会式
受付を済ませ、「今日はよろしくお願いします!」と声を掛け合うCOLORSと参加者。

初めて参加頂いた方、大会に協賛を頂いている企業の従業員の方、また前回までの参加者が新しいご友人を連れてきて下さったりと、スタッフを入れると80名近くの想いをともにするメンバーが集まりました。第1回目には1コートで開催していた大会も今では3コートに。

social football COLO CUPは、想いに共感して下さる皆さんに支えられながら、一緒に作り支援へつなげる大会なのだと改めて実感します。

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そして今回のスペシャルゲストは、元サッカー日本代表の中西永輔さん。

中西永輔さんは東日本大震災の復興支援のために、キリンが行っている、岩手・宮城・福島におけるサッカー教室「JFA・キリン スマイルフィールド」で沢山の現地のこどもたちへサッカーを教えています。

今回はトレーニングを行って頂くだけではなく、トークショーで現地の様子や感じていることを直接お伺い出来るのが楽しみです。

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更に、今回の秘密兵器をご紹介。COLO CUPでは今までも参加費以外の形で支援金を集める取り組みをしていましたが、今回新たにチャレンジしたのはなんと「占い」!

「サッカー×占い??」と興味を示す参加者の方もいらっしゃいましたが、今回協力してくれた「not for sale.」は巷で人気の占いユニットで、TVや雑誌でも多数活躍中です。 今日はその中から特にサッカーが好きな“Junoさん”と“Sugarさん”に来て頂き、一緒にプレーもしながらその合間に占った費用を全額寄付という形で支援にご協力頂きました。

これが本当に大人気で、試合の合間だけでなく、懇親会までもひっきりなしに占って頂きました。 絶対に外せない占いがそこにある・・・と掲げるnot for sale.のお二人、皆さんの結果はどうだったのでしょうか!?

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● 防災ワークショップ

次のプログラムは「フットボール×防災」をコラボしたワークショップ。

身体を動かし楽しみながら防災の知識を身に着けてもらおうというもので、現在様々な自治体や企業とともに防災に関する事業を行っているCommunity Clothing Japan(CCJ)のメンバーに来て頂きました。CCJのメンバーが用意してくれたのは防災クイズ! これはチーム毎に手をつなぎ、ボールを蹴りながらリレー形式で、出された質問に対して、遠くに置かれている回答エリアから正解を持って帰ってきてもらうというもの。

例えば、「今後30年でMレベルの大地震が起こる確率は?」答えは「70%」(※)、その他には、避難所生活における非常食の知識など・・・ 東日本大震災後は意識が高くても、時間が経つにつれ少しずつ薄れてしまうもの、改めて正しい知識で正しく怖がり、減災につながる備えについて、参加者みんなで考え直す貴重な時間となりました。

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一人一人がよき避難者をめざすこと、自分事として考えるきっかけをつくっているCCJ、今後の更なる活躍を応援しています!

(※)平成25年12月 中央防災会議 首都直下地震対策検討ワーキンググループ 最終報告から抜粋

そしてこの後は、中西さんのトークと、交流試合に移るのですが。 つづきは第2弾のレポートでご報告します!