2015.3.8 / COLO CUP Vol. 06:レポート②
「東北に寄り添い、未来のためにともに学ぶ日」
● 中西さんのトーク 今回、中西さんからも是非伝えたいと言って下さった震災復興に関するトークの時間。social football COLO代表の荒とトークセッション形式でお伺いしました。
キリンが東日本大震災の復興支援活動として、岩手県、宮城県、福島県の小学校を対象に行っている「復興応援 キリン絆プロジェクト JFA・キリン スマイルフィールド」。中西さんはコーチとして子どもたちの笑顔と想い出づくりに関わっています。
そんな現地の様々な状況を見てきた中西さん曰く、子どもたちを笑顔に変えるためには、褒めるだけではなく“大人がちゃんと叱ってあげること”も大切だと言います。
それは、その場だけの関わりではなく一人一人の将来にしっかり関わる想いがあるからこそ。 そして、失敗しても良いから“どのようにしたら出来るようになるのか自分で考える意識付け”をしてあげることが大切と言います。
他にも伝えて下さった現地の状況一つ一つが、参加者と東北との距離を縮め、単に参加費としての寄付だけでなく想いを込めた寄付につなげる時間を作って頂きました。
● 中西さんのトレーニング
さすが中西さん、常に笑いをとりつつのトレーニング!
中でも一番盛り上がっていたのは、「ピッ、生まれた月!!」という笛と共に出される指示に、一斉に「10月!10月!」「1月ここだよ!」「5月生まれどこ!?」と手で数を示して仲間を探し叫び走る参加者のみなさん。結果、1月から12月まで全てチームが出来、そんなつながりも参加者同士の距離をぐっと近づけていました。
パスの練習やシュート練習では、中西さんとマネージャーの青山さんの爽快な掛け声と丁寧な教え方に、初心者の方も楽しみながらボールに触れることができ、経験者にとってもあらためて基本に立ち返り学ぶことも多かったようです。
● 交流試合
いよいよ交流試合がスタート!
常に声援と笑いが溢れ、女性を中心に男性がフォローしているチーム、声をだして相手に伝えることを大切にしていたチーム、どこもトレーニングの成果を出していました!
試合の合間のチーム写真は、どれも素敵な笑顔で楽しさが溢れています。
性別も立場も関係なく、人と人がひとつのボールを追いかけ、パスをつないで共にゴールを目指すことで、感動を共感してつながりを持てた試合の時間は、social football COLOのコンセプトそのものでした!
● 閉会式・寄付
お昼から夕方までたっぷり楽しんだところで、とうとう閉会式。
参加者のみなさんの腕につけたCOLOバンドが寄付の投票券となり、3つの支援先からひとつ選びます。恒例の盛り上がるシーンのひとつです!
(支援先)
・陸前高田スポーツグラウンド・クラブハウスづくり
・株式会社プレイノベーション
・日本ブラインドサッカー協会
支援先の詳細については、参加者に当日配布している冊子やフェイスブックやsocial football COLOのホームページで紹介しております。
● 懇親会
COLO CUPの懇親会は、皆さんに支援先についてより興味を持っていただくための時間でもあり、支援先や参加者同士がさらにつながりを作って頂く時間でもあります。
「乾杯!」でスタートした1杯目は格別でしたね!
最初は仲間同士で座っていたものの、そのうち他のチームと混ざりあい交流も盛り上がっています!
試合の合間も人気だった「not for sale.」の占いは懇親会でも予約待ちの状況。
占いの売上も全額寄付ということでJunoさんとSugarさん本当にありがとうございます!
● 最後に
「夢は叶えるもの」
中西さんから頂いた言葉です。
私たちsocial football COLOと関わって下さった皆の夢のひとつに「東日本大震災の復興」があります。
この夢を叶えるために、今後もCOLO CUPを通じて一人一人が東北から学びを得て、防災について自分事に捉えて備えることのきっかけとなり、より良い社会の広がりにつながればと思いこと中西さんから頂いた言葉を胸に刻み、social football COLOはさらなるチャレンジをしていきます!
[年間参画企業]
・株式会社アズパートナーズ
・株式会社TRコンサルティング
[vol.06 参加企業]
・星野合同事務所
・オールオートバックスセブンユニオン
次回のCOLO CUP Vol.07は8月末頃に開催予定です。
企業や組合・団体のみなさまのご参加をお待ちしておりますので、 ご興味のある方はぜひお問い合わせください!
ひきつづき宜しくおねがいします!