11月11日、南千住の汐入公園にて、東京都公園協会主催の「みんなの防災まつり」が開催され、social football COLOとして、ディフェンス・アクションを実施してきました!
風がときおり冷たく感じるものの、当日はきれいな秋晴れ。
防災まつり開始の10時から近所にお住いの方々がチラホラ、公園にやってきます。
当日実施したディフェンス・アクションは、子どもに大人気の「colo coloボーリング」と防災備蓄品を覚えながらパス練習をする「パス・ストック」です。
colo coloボーリングでは、例えばこんな問題が出ます。
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問題:津波によって人が動けなくなるのは、どのくらいの高さの津波?
① 1メートル
② 50センチ
③ 30センチ
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わかりますか?正解は「③ 30センチ」なんです。
「そんな高さで!?」と驚いた方ももしかするといるかもしれません。
30センチというと、大人の膝下ぐらいの高さですが、津波には流れがある分、余計に強い力がかかり、30センチという高さで動けなくなってしまいます。
こんな問題を出しながら、親子で、時には子どもたちだけで「うーーーん」と言いながら考え、正解だと思ったボーリングのピンを蹴って倒します。
うまく倒れたら、COLOスタッフとお決まりのハイタッチ!
正解して嬉しそうな子どもたちの表情がとても印象的でした。
パス・ストックには10数名の子どもたちが参加してくれました。中には、一度昼ご飯を食べて、わざわざ時間になって戻ってきてくれた子も!
まずはじめに、インサイドキックの練習。ボールをちゃんと蹴るところから学びます。
そのあとは、防災備蓄品リストを見ながら、防災備蓄品を覚えます。
「これはなんで必要なの?」と子どもたちが聞いてくれたり、
「ここまでは用意できてないな」という声がお父さんから聞こえてきたり、
普段あまり気にすることが少ない「防災」だからこそ、ディフェンス・アクションとして、サッカーと一緒に学ぶことで楽しみながら、防災について考えることができました。
100名を超える方に参加いただけた今回のみんなの防災まつり。
他の物事と一緒で何かきっかけがないと始められないというのは、防災・災害への備えも同じだと考えています。より多くの方々へのきっかけづくりをこれからもCOLOの活動、ディフェンス・アクションを通じて行っていきます。
文:津村 翔士
撮影:五月女 郁弥