■防災一年生とは?

防災について学び、行動を起こし始めた人たちのこと。
防災は難しい・取り組みづらいと感じる人も多いと思います。
そこで、小学校の入学式のように、ドキドキワクワクもしながら、楽しく防災をやってみよう!
と一歩を踏み出してくれた人を、social football COLOでは「防災一年生」と名づけ、応援しています。

■ディフェンス・アクションアンバサダー
 石川直宏さんからのメッセージ

ディフェンス·アクションアンバサダーの石川直宏です。
これまで参加者の皆さんと一緒に防災を学んできた中で、自分なりに見つけたことがあります。

それは、「準備と協力」。
サッカーでも防災でも、とても大切なことです。

事前の「準備」。
いざという時、準備していれば困らなかったり、焦らず済むかもしれません。
そして災害時は助け合い「協力」が必要です。

防災とは、大切な人やものを守るもの。
いま、防災を始めましょう!!

■3つのミッションに取り組み、防災一年生宣言をしよう!

災害発生からライフライン復旧まで1週間以上を要するケースが多くみられます。
災害発生から約3日間は人命救助が優先されるため、災害支援物資が3日以上到着しないことも想定されます。
また、物流機能の停止によって、1週間はスーパーマーケットやコンビニなどで食品が手に入らないことが想定されます。

☑️災害発生時、自分の家族には何リットルの水が必要か、まずは確認しよう。

3リットル/日×7日分(最低3日)×家族の人数(  )人=(  )リットルの水

◎自分の家族には他に何が必要か、調べてみよう

以下のサイトでは、家族構成を入力すると、必要なもの・数量を出してくれます。
東京備蓄ナビ(東京都HP) 

◎過去の震災では…

・東日本大震災(平成23年)では、257万戸が断水、1週間で約57%、約6ヶ月半で復旧が完了
・熊本地震(平成28年)では、45万戸が断水、1週間で約9割、約3ヶ月半で復旧完了

過去に発生した地震で怪我をした人のうち、3~5割の人は家具の転倒などによるものだというデータがあります。
また、家具類の転倒などにより、火災が発生する可能性や、避難経路の障害となる可能性もあるため、家具の転倒防止対策は、命を守ることに直結する、非常に大切な取り組みです。

☑️自分が寝ている上に倒れてくる家具はない 

☑️出口への経路を塞ぐ家具はない 

◎背の高い家具を置かないこともポイント!

・対策をより詳しく知りたい方はこちら(東京都HP)
・対策をしないと部屋の中はどうなるか、動画でみることができます(消防庁)

いざというときあわてないために、日頃から災害の種類ごとに安全に避難できる場所と道順を確認しておきましょう!
各自治体が用意する「防災地図」や「ハザードマップ」などで確認できます。
「○○市 防災地図」などで検索しましょう。

☑️自宅が住めない状態になった時に生活する「避難所」は?

☑️発災直後に一時的に避難し、火災や津波などの危険から逃れる場所「避難場所」は?

◎自宅だけでなく、学校、勤務先周辺の災害の危険度も調べてみよう

◎大雨などの災害がすでに発生している場合、自宅から避難場所に行くまでに災害に巻き込まれる可能性があるため、必ずしも避難場所に避難することが安全とは限りません。
ニュースなどで避難情報を確認し、早めの行動を心がけましょう。