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▼平成30年度「文京区防災フェスタ」について
災害発生時に区と区民と防災関係機関が協力して円滑な災害対策活動をおこなうために
文京区が主催する総合的・実践的な防災訓練イベントです。
HITOTOWAではディフェンス・アクションのほかにも、元Jリーガー長谷川太郎さん(ASJ アスリート)にもご協力いただき、
サッカー教室も開催いたしました。
日時:2018年8月26日(日)10:00〜13:00
場所:教育の森公園・文京スポーツセンター
詳細はこちら
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8月26日 教育の森公園文京スポーツセンターで開催された、
文京区主催の「文京区防災フェスタ」に出展させていただきました。
初の屋内アリーナでの開催となった今回は、
「colo colo ボーリング」、そして「Touch the 避難」という2つのディフェンス・アクション、
さらに元Jリーガーの長谷川太郎さんをゲストに迎え、「ファースト・アクション」と「パス・ストック」を実施しました。
「colo colo ボーリング」は防災に関する様々な問題を出題し、
正解だと思う選択肢の色のボーリングピンを目掛けてサッカーボールを蹴って倒すゲームです。
正解のピンを狙って、、、シュート!
見事ピンが倒れたら、ハイタッチ!防災の知識を学びながら、楽しくシュートを練習を行います。
一方、「Touch the 避難」は避難注意情報を正しく理解することを目的にしたゲームです。
皆様は水害や土砂災害、津波などの自然災害が発生した時、あるいは発生のおそれがある時に
市町村から発令される避難注意情報というものをご存知でしょうか。
その情報はレベルによって3種類に分かれています。
「避難準備・高齢者等避難開始・・・
避難に時間を要する人(ご高齢の方、障害のある方、乳幼児等)とその支援者は避難を開始しましょう。
その他の人は、避難の準備を整えましょう。
「避難勧告」・・・
速やかに避難場所へ避難をしましょう。外出することでかえって命に危険が及ぶような状況では、
近くの安全な場所への避難や、自宅内のより安全な場所に避難をしましょう。
「避難指示(緊急)」・・・
まだ避難していない人は、緊急に避難場所へ避難をしましょう。
外出することでかえって命に危険が及ぶような状況では、近くの安全な場所への避難や、
自宅内のより安全な場所に避難をしましょう。
※内閣府:防災情報のページより引用
普段テレビ等でよく目にしていると思いますが、正確にその意味を知っている方は意外と少ないのではないでしょうか。
「Touch the 避難」では、これらの情報が記載されたパネルをスタッフが掲示し、
そのパネルに合わせた動きを行います。
避難準備・高齢者等避難開始・・・その場でしゃがむ=待機(逃げる準備をする)
避難勧告・・・その場で走れる体制を整える(すぐに避難できる準備をする)
避難指示(緊急)・・・その場でボールを10回タッチしてからマーカーを一周して元の位置に戻る(即座に逃げる)
ランダムに掲示されるボードに対応する動きを即座に行うことによって、災害対応の瞬発力を鍛えます。
最終的には避難指示(緊急)が掲示され、ドリブルでマーカーを回ってくる時間を測るのですが、
中には7秒台という驚異的な記録を出すお子様まで…!!
当日は何回も参加してくださるお子様もいらっしゃり、大変盛況となりました。
その後はいよいよお待ちかねの長谷川太郎さんによるサッカー教室!
まずは、social football COLO オリジナルコンテンツのディフェンス・アクション、
ウォーミングアップとして、体を動かしながら災害時の初期行動を学ぶ「ファースト・アクション」を行いました。
コート内をジョギングしながら、
災害を想定した 3 種類【地震】【津波】【火災】+数字のいずれかのカードに合わせて行動をします。
ジョギングをしている最中に、「ピーッ!」という笛の合図とともにパネルが掲げられます。
「地震」・・・頭と目を守って、その場に伏せます。
「津波」・・・高台に向かって逃げるように、反対側のコートまで全力疾走!!
「火災」・・・口と鼻を塞いで、コートの外に避難します。
初期行動が遅くなってしまった参加者は、スタッフとしてきていた力士さん(霧嵐関)と一緒に四股を踏みました。
「ファースト・アクション」の後は、長谷川太郎さんよりボールの蹴り方と受け止め方について、
初めてボールに触るお子様から、普段からサッカーを習っているお子様まで一緒に サッカーの基本を学びます。
その後はグループに分かれてパスの練習!
一生懸命みんなでボールをつないでいきます。
なかなかボールが繋がらずもどかしい場面も。
子どもたちの楽しそうな笑顔が素敵でした。
最後はみんなで記念撮影!
今回出展させていただいたイベントでは総勢200名近くの方々にご参加いただきました。
災害に備える必要性は認識しつつも、なかなか一歩が踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。
多くの方々の防災へのきっかけづくりを、
これからもサッカー防災®︎「ディフェンス・アクション」を通じて行ってまいります。