2019年7月7日(日)に葛飾区からJリーグを目指している
南葛SCの選手と一緒にディフェンス・アクションを行いました。
今回は、南葛SC vs TOKYO UNITEDFC +Plusの試合前イベントとして、
サッカー防災®︎ディフェンス・アクションを開催いたしました。
ディフェンス・アクションとは、
直訳をすると災害から「守る行動」という意味で、
災害が発生した時に、
自分の身を守る行動や、知識を学び、
ご家族やご友人、ご近所の方と
互いが互いを助けることが出来るつながり=共助を育むことの出来るワークショップです。
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いつ地震が来るかわからない。
防災は大切だと思っているが、何をしたら良いかわからない。
こういう思いを持っている人は多いはずです。
ディフェンス・アクションは、
サッカーを楽しみながら防災を学ぶことができます。
葛飾奥戸総合スポーツセンターで行われた今回のイベントには、
総勢80名を越える方に参加していただき、
11チームに分かれ、ディフェンス・アクションを体験していただきました。
イベントには南葛SCより、
No.7 瀧口 大輔 選手 No.18 岡安 祐太 選手 No.19 早瀬 庄馬 選手
No.22 目黒 翔大 選手 No.26 加藤 颯人 選手 No.33 田鍋 陵太 選手
に参加していただき、子どもたち・親御さんと一緒に体験していただきました。
選手の皆さま、ありがとうございました。
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また、今回のイベント運営には葛飾区でご活躍されている、
かつしかFMやTeamかなぼう、東京理科大学Yosakoiソーラン部など
多くの方と協働し、葛飾区の防災力を高めるためのイベントとなりました。
それでは、当日の様子をお伝えしてまいります。
~当日の内容~
まず始めに、
social football COLO、かつしかFMにも所属する葛西より
サッカー防災®︎ディフェンス・アクションの紹介を行い、
お馴染みのファースト・アクションを行いました。
・ファースト・アクション
「ファースト・アクション」とは、ウォーミングアップとして、
コート内をジョギングしながら災害時の初期行動を学ぶプログラムです。
ジョギングをしながら、3種類の災害を想定した
【地震】【津波】【火災】+【数字】のカードをスタッフが掲げます。
掲げられたカードに対し、瞬時に災害から身を守る為の初期行動をとります。
~カードの種類~
・地震…目と頭をかくしてしゃがむ(安全確保)
・津波…ダッシュで反対側のコートへ逃げる(すぐに高台へ逃げる)
・火災…口鼻を抑えてかがみながら、コートの外へ出る
(口や鼻に手を当てて、煙を吸い込まないように逃げる)
・数字(3,5,7など)…書かれている数字の人数でグループを作ってしゃがむ
(共助=コミュニケーション)
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災害直後の被害を防ぐためには、初期行動が非常に重要となりますが、
咄嗟のことになると、どう動けば良いのかわからない人も多いはずです。
ファースト・アクションを通して、初期行動と共助の大切さを学びました。
一人一人が頭と身体を使って覚えられることが、
ディフェンス・アクションの魅力の一つです。
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次に行ったのは、
サッカーの学びとして正確なインサイドキックを身につけ、
防災の学びは災害時の備蓄品を知ることができる、パス・ストックです。
・パス・ストック
インサイドキックのパスをすると同時に備蓄品を答えていき、
チームごとのパスの本数=答えられた備蓄品の数をチームごと競い合います。
1回目は練習として、
現時点で思いつく備蓄品を答えながらパスをしていきます。
子どもたちにとっては、備蓄品がわからず止まってしまったり、
同じものを答えてしまったりしていましたが、一生懸命ゲームを楽しみました。
「水!」や「カップラーメン!」といった言葉や
「カルピス!」「コーラ!」といった飲み物の種類が豊富に増えていきました。
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2回目はいよいよ本番です。
本番に向けてsocial football COLOが用意した備蓄品リストを見て覚えます。
水や非常食といった代表的なものはもちろんですが、
「ホイッスルやサランラップも備蓄品なんだ。初めて知った。」
という声も聞かれました。
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チームで協力し、子どもたちと大人の方全員で必死に備蓄品を覚え、
2回目のパス・ストックに挑みました。
1回目より、備蓄品の名前が次々と出てきて、パスの回数も増えていき、
どのチームも1回目より多くのパスを繋ぐことが出来たのではないでしょうか。
最も多いチームは、70個を越える備蓄品が出てきました。
頭の中で考えながら、パスをする難しさと共に、
備蓄品を答えられた時の楽しさも感じられたと思います。
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以上で、ディフェンス・アクションは全て終了です。
最後は、閉会式です。
司会の葛西より
「サランラップは、お皿に巻くことで、
ご飯を食べる時にお皿を汚さず使用できます。
災害によって水が使用できない場合があるので、
そのままお皿を使用すると、次の食事が取れないことがあります。」
といった、防災の学びを伝えさせていただきました。
ディフェンス・アクションを通して、
防災の学びを1つでも得ていただけたらと思います。
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参加者子どもたちに感想を聞くと、
「サッカーと一緒に防災を学ぶことができた。」
「防災備蓄品の大切さがわかった。」
「家族の安全を守りたい。」
といった、嬉しい言葉を頂くことが出来、
参加者の皆さまに、サッカーを通して楽しみながら
防災を学んでいただけました。
ご参加いただいた皆様、
ご協力いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。
social football COLOは、今後もサッカーの魅力を生かし、
防災に興味・関心をもってもらえるよう様々な活動にチャレンジして参ります。
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