==「文京区×サッカー防災®ディフェンス・アクション」イベント概要==
日時:2019年8月25日(日)
場所:文京スポーツセンター
ゲスト:内山穂南様(一般社団法人 ATHLETE SAVE JAPAN)
プログラム内容:
⑴colo colo ボーリング
⑵ディフェンス・アクション
主催:文京区防災課
協力: 一般社団法人 ATHLETE SAVE JAPAN
企画・運営:social football COLO(HITOTOWA INC.)
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昨年に引き続き、文京区防災フェスタで
サッカー防災®ディフェンス・アクションを開催致しました。

多くの防災ブースが立ち並ぶ中、ディフェンス・アクションブースでは、
「colo colo ボーリング」、さらに一般社団法人 ATHLETE SAVE JAPAN(以下、ASJ)の
内山穂南さんをゲストに迎え、「ディフェンス・アクション」を実施しました。
「colo colo ボーリング」は防災に関する様々な問題を出題し、
正解だと思う選択肢の色のボーリングピンを目掛けてサッカーボールを蹴って倒すゲームです。


楽しくボールを正確に蹴る練習を行います。
以下は、colo colo ボーリングの出題問題です。
皆さんも挑戦してみてください。
問題:安否確認に有効な「災害用伝言ダイアル」その番号は何番でしょうか?
選択肢①:117番
選択肢②:171番
選択肢③:177番
答え:②171番
1伝言あたり30秒以内でメッセージを録音でき、携帯・PHSからも利用が可能です。毎月1日と15日に体験利用もできるので一度チャレンジしてみてください。
問題:水や非常食といった備蓄品は、何日分の保管が目安となっているでしょうか?
選択肢①:1日分
選択肢②:3日分
選択肢③:7日分
答え:③7日分
阪神・淡路大震災の際は3日分と言われてました。
しかし、東日本大震災の際は公助が機能し始めたのが、震災から約7日後だったということもあり、
大規模震災に備えるためには7日分が必要だと言われています。
ご自宅での備蓄品がどれくらいあるか一度確認してみてください。
当日は何回も参加してくださるお子様もいらっしゃり、大変盛り上がりました。

そして、ディフェンス・アクション」のスタートです。
colo coloボーリングを体験したご家族の方も多くご参加していただきました。
まずは、ウォーミングアップとして、
体を動かしながら災害時の初期行動を学ぶ「ファースト・アクション」を行いました。


コートの外(建物の外)に逃げましょう!


災害が本当に起こったと想定して、取るべき行動。初期行動を学んでいただきました。
次は、内山さんによるサッカー教室を行いました。
サッカーの基本であるパスをレクチャーしていただきました。


そして最後に、先ほど覚えた初期行動とパスを組み合わせたゲームを行いました。
最初に行なった「ファースト・アクション」での災害時の初期行動を定着させるために、2チームに分かれ、
1人ずつパネルの内容を判断し、その場で初期行動をとった後、スタッフにパスをするゲームを行いました。




楽しい時間も一瞬で終わってしまい、
最後に、司会を務めたsocial football COLOの原田から防災の学びを子どもたち、
そして見学されていた保護者の皆さんにお伝えさせていただきました。
「備蓄品リストにもあった「ホイッスル」は、災害発生時、物が倒れてきたり、頭上から落ちてくる可能性があります。
下敷きになってしまい、長時間助けを呼ぶことが困難になる場合があります。
そのような時に、ホイッスルを吹くことで、自身の存在を周囲に知らせることが出来ます。」
参加された子どもたちに感想を聞くと、
「初期行動を覚えることができた!」
「防災のことを学べて、サッカーもできて楽しかった!」
といった言葉をいただくことができました。

「災害はいつかくる。」
「防災は大切だ。」
という声は聞くものの、なかなか行動に移せていない現状が多くあります。
サッカーと一緒に楽しく、防災を学ぶことで、
少しでも、防災への取り組みに興味・関心を持っていただけたらと思います。
ご参加いただいた皆様、
ご協力いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。
social football COLOは、今後もサッカーの魅力を生かし、
防災に興味・関心をもってもらえるよう、様々な活動にチャレンジして参ります。
