==「品川区立台場小学校×FC東京×サッカー防災®ディフェンス・アクション」イベント概要==
日時:2020年2月21日(金)
場所:品川区立台場小学校グラウンド
ゲスト:石川直宏様(FC東京クラブコミュニケーター)
プログラム内容:
⑴ファースト・アクション(災害時の初期行動を学ぶ)
⑵サッカー教室(パス練習)
⑶パス・ストック(防災備蓄品を学ぶ)
⑷ミニサッカー大会

協力:品川区立台場小学校
企画・運営:social football COLO(HITOTOWA INC.)
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social football COLOとして、
初めて小学校の授業の中で、サッカー防災®︎ディフェンス・アクションを開催致しました。

そして、今回の取り組みには、
テレビ東京の「FOOT×BRAIN」が撮影に来ており、
東日本大震災から9年が経過するということもあり「防災」をテーマに
サッカー防災®︎が取り上げられることになりました。

早速、当日の様子をお伝えしていきます。

〜開会式〜

social football COLOのディレクターを務める津村より、
「普段学校で行っている防災訓練は、笑ったり、大きな声を出すと、
怒られてしまうと思うけど、ディフェンス・アクションは、笑いながら、楽しく防災を学ぶ訓練です!!」
と、ディフェンス・アクションの紹介から始まりました。

児童たちは、最初緊張していたようでしたが、
「楽しい防災訓練」と聞くと、とても楽しそうに津村の話を聞いていました。

そして、早速、本日のゲストでもある石川直宏さんにご登場していただきました!

石川直宏さんに本日の意気込みをお聞きすると

「今日は、楽しく防災を一緒に学びましょう。」

「サッカーと一緒に防災が学べることがとても楽しみです。」

という言葉をいただき、ディフェンス・アクションがスタートしました。

〜ファースト・アクション〜
サッカーの学び:体をほぐすためにウォーミングアップ
防災・減災の学び:災害が発生した時に身を守るための初期行動

ファースト・アクションとは、
「地震」「火災」「津波」「数字」といったパネルに応じ、初期行動をとるゲームです。

ウォーミングアップでコートをジョギングします。
【数字】が出たら、その数字の人数で集まってチームを作ります。
【地震】が出たら、頭と目を守りましょう!
石川直宏さんも真剣です。
【津波】が発生!高台(コートの反対)に全力で逃げます。
初期行動が遅かった人には、罰ゲームが待っています!

災害が発生した時は、何をすれば良いのか、咄嗟に判断をして、自身の命を守ることを心がけてください。
本当に災害が起きたと思って、真剣に取り組むことができました。

〜サッカー教室(パス練習)〜

次は、石川直宏さんから、サッカーの基本である「インサイドパス」を教わりました。

プロのサッカー選手のアドバイスに、子どもたちも真剣な眼差しで、話を聞いていました。

相手とコミュニケーションをとって、パスを出します。
正確にインサイドでまっすぐ蹴ることを意識しました。

石川直宏さんから、

「まずは、サッカーを楽しもう!」

「焦らず、正確にまっすぐボールを蹴ることを大事にして。」

と、アドバイスをもらい、
初めてサッカーをする。という子どももいましたが、どんどん上達していきました。

〜パス・ストック〜

サッカーの学び:サッカーの基本となるインサイドパスの練習
防災・減災の学び:災害が発生した時に必要な備蓄品

パス・ストックとは、中払さんから教わったパスを使ったゲームで、
ルールは、パスを出す際に、必ず備蓄品を答え、チームで何個備蓄品が言うことが出来たかを競います。

チームを組み、協力して備蓄品をたくさん覚えます。
リストを見ながら、一生懸命覚えました。
「サランラップ!」「地図!」覚えた備蓄品をいいながらパスを回します。
チームごとに合計いくつの備蓄品を言えたかを競いました!

サランラップや、ホイッスル、ラジオなど、食糧以外の備蓄品もたくさん出て来て、
最も多いチームでは30個を超える備蓄品を答えることができました。

児童たちからも、備蓄品の使い方に関して質問が出てきたので、
いくつか紹介したいと思います。

「ロープ」は、大きなものが倒れてしまった時に、立て直すことに使えますし、
危ない場所への進入禁止を伝えることも出来ます。

「点火棒=チャッカマン」は、災害が発生した際に、ガスが使用できなくなる可能性があるので、
「火」をつけるために必要になります。

児童たちも、初めて知った。という備蓄品がたくさんありました。

〜ミニサッカー大会〜

最後は、みんなでゴールを使って、サッカーの試合をしました。

石川直宏さんにもチームに入っていただき、みんなでサッカーを楽しみ、
児童たちにとっても、貴重な経験になりました。

〜閉会式〜

最後に、参加した児童たちから感想をいただきました。

「防災とサッカーを一緒に学ぶってよくわからなかったけど、
防災のいろんなことが知れて、とても楽しかったです。」

「サッカーが楽しいだけでなく、防災の大切さも知ることができました。」

と、カメラの前で堂々と答えてくれました。

石川直宏さんからは、

「いつ来るかわからない災害のために、いざという時にすぐ行動できるよう
普段から考えておくこと、そして、協力して助け合うことが大切です。
そこは、サッカーも防災も同じことが言えます。」

という言葉をいただきました。

いつ来るかわからない災害ですが、普段から備えや意識を持ち、
まず、防災について何か1つでも取り組みをすることから始めていきましょう。

やるべきことはたくさんありますが、
1つ1つの積み重ねが、何か起きたときの助けになるはずです。

参加してくださった皆さま
ご協力してくださった関係者の皆さま

本当にありがとうございました。

social football COLOは、今後もサッカーの魅力を生かし、
防災に興味・関心をもってもらえるよう、様々な活動にチャレンジして参ります。