==イベント概要=============================
日時:2023年9月24日(日)14:00〜18:00
場所:戸越銀座商店街
主催:戸越銀座商店街連合会
企画・運営: パナソニック ホームズ株式会社、social football COLO(HITOTOWA INC.)
協力:荏原消防署、荏原消防団、立正大学
後援:品川区、品川区商店街連合会
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関東大震災からちょうど100年の2023年9月1日。
節目の日に、戸越銀座商店街は防災街づくりを宣言しました。
戸越銀座を、より安心して暮らせるまちにするべく、地域住民向けの防災イベントを開催していること。また、9月24日にまちなか防災訓練を開催することを発信。
そうして迎えたイベント当日でした。
商店街通りを使った防災訓練を実施するのは今回で4回目。
企画は回数を重ねるごとにパワーアップしています。
初実施したブース等や当日の注目ポイントだった点を中心に、以下を紹介していきます。
- 初実施「災害時もしも○○が使えなかったら?」 東京サラヤ株式会社様、まいにち株式会社様
- 初実施「地震に強い家作品展」 パナソニックホームズ様
- 元ホッケー日本代表選手来場「防災ホッケー体験」
- 備蓄食販売
- 防災クイズラリー
まずは、衛生関連の商品を扱う東京サラヤ株式会社まいにち株式会社のブース。
東京サラヤ株式会社では、災害時もしもお風呂が使えなかったらと、大判のボディシート、ドライシャンプーの体験を、まいにち株式会社では、災害時もしもトイレが使えなかったらと、非常用トイレの周知を実施しました。
災害時に水が使えなくなった時どうするのか、考えるきっかけになったのではないでしょうか。
そしてパナソニックホームズからは、恒例となった防災紙芝居に加え、今回初実施の「地震に強い家作品展」のブースを出展。
この企画は地震に強い家を強みとしているパナソニックホームズの防災紙芝居の内容から発想されました。紙芝居を見終わった子どもたちそれぞれが考える「地震に強い家」を描いてくれ、かわいい家やかっこいい家の素敵な絵がたくさん集まりました。
social football COLOからは、防災ホッケー体験を実施。
ゲストにホッケー元日本代表の藤尾香織さん、浅野祥代さんにお越しいただきました。
ゲストのお二人にグリップの握り方などを教えていただき、楽しみながら防災のクイズに答えます。
中にはホッケーを初めて体験したというお子さん、保護者の方もいらっしゃり、ホッケーというスポーツを知ってもらう機会になったようで、大変嬉しく思います。
備蓄食販売では、賞味期限が短くなり販売できなくなってしまった備蓄食(それでも賞味期限までは4年以上あります)を尾西食品株式会社様から寄付いただき、通常の半額ほどで販売。
多くの方に興味を持っていただき、売上金は47,200円に。
売上金は全額、赤十字社を通じて被災地へ寄付をしました。
備蓄食を買ったことがない方にお試しで買ってもらい、最近の備蓄食の美味しさ、食べやすさを知ってもらえる機会になっていれば嬉しく思います。
毎回恒例となった防災クイズラリーでは、今回は関東大震災から100年に合わせ、関連したクイズを出題。子どもからお年寄りまで多くの方にご参加いただきました。
イベント終了後、スタッフからは
「前回、前々回のイベントよりも、防災クイズの正答を気にされている⽅が多かったように感じた。クイズラリーに参加するだけでなく知識を持って帰っていただけている実感があった。」
とのコメントがあったほか、参加者してくださったご高齢の女性は
「私、防災のイベント必ず参加しているの。またこのイベントやる?」
とおっしゃっていて、主体的に防災を学ばれていることが伝わってきた場面も。
今回のイベントでは、過去にも参加してくれた方が多くいらっしゃったからか、過去に開催したイベントよりも参加者の防災意識が高まっていると感じる場面が多くありました。
参加者の変化の様子から、子どもたちの防災教育としてだけでなく、親御さんやご高齢の方なども防災を学ぶためのイベントになっていると伺うことができ、今回もたくさんの気づきを得た1日になりました。
今年の戸越銀座の取り組みは11月18日の「防災サッカー」でラストです。
またレポートを公開予定ですので、お楽しみに。