わんぱく防災フェスタ in木場公園
今回防災フェスタが開催された木場公園は、緑と水の森林公園であると同時に防災の拠点公園でもあります。
当日は、親子や子ども達が防災について楽しく学んでいただく事を目的とした、さまざまな防災体験イベントが開催されました。
その中でのsocial football COLOは、オリジナルコンテンツである【ディフェンス・アクション】を開催しました。
今回は3つのコンテンツを用意し、保育園・幼稚園生~高校生、大人の方まで幅広い層の方々にチャレンジしてもらいました。
①colo colo ボーリング
防災減災に関するクイズに対し、三択の答えを用意しています。
答えだと思うピンの色に向かってボールを蹴って倒してもらいます。
答えに正解する事はもちろん、狙ったピンを正確に倒すサッカー的な要素も加えています。
難しいクイズには、苦戦しつつもパパ、ママの力を借りて、一生懸命考えていました。
クイズに正解し、答えのピンを倒したあとの子ども達の笑顔はとても輝いていました。
②パス・ストック
震災時などに必要な備蓄品を言いながらパス交換をします。
最初のチャレンジでは、なかなか備蓄品が出ずにとても苦戦していました。
備蓄品一覧を見て覚えてからのチャレンジでは、ドンドン備蓄品が出てきて大盛り上がり。本日の最高は26回という好記録!
③ファースト・アクション
体を動かしながら災害時の初期行動を学ぶ、social football COLOオリジナルコンテンツのディフェンス・アクションの一つである「ファースト・アクション」を行いました。
ジョギングをしながら、災害を想定した3種類+数字のいずれかの出されたカードに合わせた行動をします。
【津波】急いで道の反対側に逃げる(道の反対側を高台と想定)
【火災】口鼻を抑えてハイハイで道の反対側に逃げる(道の反対側を安全な場所と想定。)
【地震】マーカーで頭を守る。
【数字】かかれた数字の人数でグループをつくる。
小さな子ども達を助ける声かけなど、協力して行う様子が随所に見られました。
3つのコンテンツの参加者は合計で200名を超え、たくさんの方々に防災に触れる機会を作ることができました。
また、子ども達はとても素直で、すぐに吸収する力に優れているため、伝える側の私たちも言葉を選び、正しい情報を伝える事の重要性を改めて実感するとともに、一緒になって体を動かし、たくさんの笑顔を見ることができ、とても充実したイベントとなりました。
撮影:千葉愛子
文 :牟田佳織