2014.11.1 / COLO CUP vol.05:レポート


2014年11月1日に開催したCOLO CUP vol.05の様子をお届けします。

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「サッカー・フットサルの可能性」を、私たちはいつも考えています。

世界中で最も競技人口が多く、
最も愛されているスポーツの一つであるフットボール。
そんなフットボールは、社会を変える力がある。

私たちはそう信じています。

 


● 受付 開会式

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2014年11月1日土曜日
前日まで雨予報のCOLO CUP vol.05当日。
みなさんの熱い想いにサッカーの女神も応えてくれたのか、
開会式前に雨がやむという奇跡を目の当たりにしながらの開会式スタートです。

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● 秋田豊さん(ゲストコーチ)によるトレーニング

COLO CUPの魅力の一つでもある、
元プロサッカー選手によるトレーニング。
今回は個人でもチャリティーサッカースクールを開催されている
秋田 豊(あきた ゆたか)さんがつとめてくださいました。

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サッカースクールを主催されている秋田さん。
トレーニングも基礎からみっちりと行っていただきました。

そして最後には、
秋田さんの代名詞でもあるヘディングの練習。

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秋田さんの打点は本当に高いです。

男性も女性も、普段はほとんど行わないトレーニングに
おでこを押さえながらも自然と笑みがこぼれます。

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● ブラインドサッカー体験

2014年11月。
ブラインドサッカー世界選手権が、
ここ東京で行われました。
日本は決勝トーナメントに進出。
過去最高位の6位で大会を終えました。

そこで今回のコロカップでも
ブラインドサッカー応援企画として
ブラサカ体験を実施しました。

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ブラインドサッカーでは、
鈴がはいったボールを使って、
自らの耳とベンチからのコーチングを頼りに
ゴールを目指します。

講師にブラインドサッカー協会の大坪さん、
元日本代表の山口さんをお招きしてブラサカ体験スタート。
秋田さんにもご参加いただきました。

山口さんのデモンストレーションからはじまります。

「見えない そんだけ」

というキャッチフレーズの通り、
山口さんのプレーは、
見えないことを感じさせない
素晴らしいプレーでした。

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山口さんのプレーからイメージを膨らましつつ、
まずは、目隠しをした状態でグループになる練習からスタート。

声の方向を頼りに移動して仲間を探します。

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普段の生活が視覚からの情報に頼っていることを実感しました。

見えない分、どうやって相手に分かりやすく伝えるか。。。

日常生活の中では気づけないの『伝え方』の重要性について
ブラサカ体験を通して気付かされました。

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ボールをつかった体験も行います。

ドリブル練習。

パス練習。

どれも一人ではできません。

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ボールの音を聞きながら。

仲間の声に耳を傾けながら。

ボールを通して、

人と人がつながります。

 


● 参加者による白熱した試合

秋田さんによるとトレーニング、
大坪さんよるブラサカ体験で、
心も体もしっかりとウォームアップ完了。
いよいよ試合開始です。

雨による影響もほとんどない素晴らしいグラウンドで
男女ミックスの試合が始まります。

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社内・社外・社会の3つのつながりを
作ることを目的とするCOLO CUP。

参画企業の皆様を始め、
今回からは一般参加の方々も加わり、
3つのつながりをピッチ上で作り上げていきます。

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多少の雨もものともせず、
白熱した試合が展開されました。

試合の後は、チームの健闘をたたえみんなで握手。
勝っても負けてもみんなで今日という日を楽しみました。

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● 閉会式・寄付先選び

日も落ちてきたところで、楽しい時間もあとわずかです。
閉会式の最後に、恒例の投票タイム。

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COLO CUPでは参画企業のご支援により、
その参加費が全額寄付になる仕組みを作っています。

・福島の子どもたちの体力低下を防ぐ支援する「Plainnovation」
・視覚障がい者と健常者が混ざり合う社会をつくる「日本ブラインドサッカー協会」
・津波被害にあった陸前高田にスポーツグラウンド・クラブハウスをつくる「陸前高田プロジェクト」

自らのCOLOバンドをはずし、
支援したい団体に投票します。

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寄付先である各団体の動向は、
COLOホームページやフェイスブック、
大会当日に配布させてもらう冊子「COLO journal」などを通じて
継続的にご報告させていただきますので是非ご覧ください。


● After Event – 懇親会

COLO CUP、そしてブラインドサッカーについてより理解してもらうため、
フットサル終了後にグラウンド横のカフェで懇親会も行いました。

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みんなで乾杯。スポーツの後のビールは格別です。

ブラインドサッカー協会の大坪さんにもご登壇いただきました。

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ピッチ上ではなかったまた新しいつながりも生まれたようです。
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● さらなる寄付にむけた取り組み

今回もさらなる寄付金集めを目的に
「お宝エイド」を展開する「おたからや目黒山手通り店」のご協力のもと、
使わなくなったブランド品や時計、ジュエリー、携帯電話、切手や骨董品や美術品を集め、
おたからや目黒山手通り店に通常の買い取り額に10%上乗せして、応援団体に寄付させていただきました。


● 秋田豊さんからのメッセージ

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『Keep on Hard Sprits』

秋田さんらしいこの言葉。

この言葉の通り、東日本大震災を目の当たりにし、
出来ることから始めるとスタートさせた
チャリティーサッカースクールも、
2011年5月からはじめて今年で19回を数えます。

熱い気持ちをもって続けていくこと。

今回で5回目を迎えるCOLO CUPにも、
今後の継続にむけてエールを送ってもらった気分です。

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開催後にも、
できることがあれば声をかけてと
ご連絡をくださった秋田さん。

『Keep on Hard Sprits』

我々も実践していきます。

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● 寄付金について

COLO CUP vol.05では、
3団体、一般参加、合計34名の皆さんに寄付をいただき、
COLO市による寄付も併せて合計で117,278円が集まりました。
ご協力いただきました皆様へ改めてお礼申し上げます。
COLO CUPでは、コート代などの運営費を参画企業にご負担いただき、
参加費は個人が選択した応援団体に全額寄付されます。

[年間参画企業]
・株式会社アズパートナーズ
・株式会社TRコンサルティング

[vol.05 参加企業]
・オールオートバックスセブンユニオン

[vol.05 寄付先(応援団体)への内訳]

・Plainnovation 34,259円(vol.01からの累計187,019円)
・日本ブラインドサッカー協会 62,260円(vol.01からの累計187,020円)
・陸前高田プロジェクト 20,759円(vol.01からの累計150,519円)

COLO CUP vol.06は2015年初春に開催予定です。
引き続き企業や組合・団体の皆さまのご参加をお待ちしております。
ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください!
よろしくお願いいたします!

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